自己紹介①【鬱病20代社畜】

 初めまして、私なんかの記事を読みに来てくださり、非常にありがとうございます!!楽しいの話ではございませんが、現在鬱病を患っております、20代の自己紹介にほんの少しでも耳を傾けて頂けたら幸いです。

 小さい頃から、よく緊張する性格ではありました。発表会や演奏会、授業参観など大勢の前で堂々と自分の意見や演技を披露する、小心者の私には耐えられませんでした。『どこか間違ってはいないだろうか』

『あの人が今笑っているのは、どこか自分の発表におかしな点があったからだろうか』こういった気持ちが常に、心の底から湧いてくるのです。

 小、中、高では幸運にもやっただけ成果がでやすいもの、目立ちにくいものをやるといったやり方が上手くいっていたこともあって、なんとかやってこれていました。

 このやり方が通じなくなったのが大学4年生の頃、いわゆるブラック研究室という所に配属になってからでした。研究室では毎週、3名の教授の前で研究成果の発表を行うため、その資料作りに毎日追われているような気分でした。劣悪な環境で夜中の2時に帰って朝の6時には研究室に戻ってくる。そんな生活が続くうちに、自分がどうしたいのか、どれが成果と呼べるのか、何を研究しているのか段々と分からなくなっていってしまいました…。

 日に日にベットから起きるのがしんどくなり、スマホがなる度に『教授からの連絡だったらどうしよう…。』と怯えるうちに、外部と接触するのが怖くて堪らなくなったのです。遂には、スマホにlineが来ても、反応せず、研究室にも行けず、ベットで寝たきりという生活になりました。スマホに反応しなくなって2週間が経った頃、1人暮らしをしていた家のインタホーンがなりました。

そこにはなんと車で高速片道8時間程離れた実家にいるであろう【両親】の姿がありました。連絡のつかなくなった、私を心配して、車で駆けつけてくれたのです。両親は私の姿をみるやいなや、すぐに「よかった!無事だった!!」と言って何があったかも聞かず、強く抱きしめてくれました。私は、この時程、誰かに愛されている、心配してもらえていると実感したことはありません。初めて、私は両親に研究室がつらいこと、大学に行けていないこと、外部との接触が怖いことを打ち明けました。

両親は『そっか。つらかったね、もう大丈夫だよ。我慢しなくていいんだよ』と言ってくれました。

鬱病でこころが疲弊している時、家族や友人が味方でいてくれている、心配して一緒になって考えてくれる、本当に救われます。身近な人に弱っている人がいましたら、皆さんもどうか暖かい言葉をかけてあげてください。

今回はこの辺で...。拙い文章で失礼しました!!ここまでお付き合いいただきありがとうございました。その後の話はまた後日書きたいと思います。それでは('ω')ノ